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2001 年度 実績報告書

高度交通情報システムの整備に伴う効果測定システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13650586
研究機関広島大学

研究代表者

杉恵 頼寧  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (70034410)

研究分担者 岡村 敏之  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助手 (90314781)
藤原 章正  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 助教授 (50181409)
キーワード高度交通情報システム / 整備効果 / 評価システム / 交通行動モデル / シミュレーション
研究概要

平成13年7月、高度交通情報システムの整備効果測定システムについて大きな研究成果を収めている韓国円光寺大学のNam Gung Moon助教授を訪問し、本研究計画についてレビューを受けた。これによって、今後の研究に対して多くの有益な示唆が得られた。
実際の研究作業としては、まずシミュレーションの対象として考えている広島都市圏の道路ネットワークを構築した。道路ネットワークのベースマップは、国土地理院数値地図2500から、1987年広島都市圏パーソントリップ調査対象地域内で、1988年道路交通センサス対象区間となっている道路を抽出して作成した。道路ネットワークの対象道路種別は高速道路、一般道路、主要地方道、県道とした。この作業は手間が多くかかるので、近年急速に普及しているGISデータを利用して道路ネットワークの構築を行った。作成した道路ネットワークのリンク数は622、ノード数は472となった。
リンクの情報(混雑度、速度など)は1994年道路交通センサスを利用して、作成した。しかし、数値地図と道路センサスのリンク長は一致しないという問題が生じたので、GISに入力した道路データのリンクを結合させることで、道路交通センサスのリンクとの整合を図った。
高度交通情報システムの整備効果を測定する多経路ODシミュレーションモデルは、過去の研究で開発した単ODのシミュレーションを別途構築した実道路ネットワーク上に対応するようアルゴリズムを改良した。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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