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2001 年度 実績報告書

イギリス人サーベイヤー・建築家の東アジアにおける活動全調査研究(東アジア近代における建築文化圏の生成とその変容に関する基礎的研究)

研究課題

研究課題/領域番号 13650694
研究機関東京大学

研究代表者

村松 伸  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70202356)

キーワード近代建築 / 東アジア / 建築文化圏 / ネットワーク / RIBA
研究概要

19世紀に開始される東アジア、東南アジアの近代建築は、現在の国民国家によってそれぞれ研究、分析されている。しかしながら、建築家の移動、メディアを介した情報の移動によって、国境を越えたあるまとまり-建築文化圏が存在し、そして、それは、むしろ面よりも、線的なネットワークの形状をしているのではないかというのが、本研究の仮説である。
2年にわたる本研究の具体目標は、イギリスの王立建築家協会の会員RIBA会員の世界的な分布を、動的に把握することにある。19世紀半ばに創立されたこのRIBAは、イギリス帝国の拡大と共に世界中に会員を送っていた。東アジアでいえば、上海、シンガボールがそのセンターとなる。
第1年度の本年は、第二次世界大戦までのRIBA会員名簿と加入甲請票をすべて収集した。また、RIBA会員の具体的な行動を知るために、シンガポール、香港での資料調査を実施した。また、束アジアには当時、フランス人建築家も存在し、その動静を把握するため、パリのフランス建築家協会を調査した。
第2年度は、収集した資料の分析と補足調査を実施する。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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