研究課題/領域番号 |
13650816
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
上村 芳三 鹿児島大学, 工学部, 助教授 (60160222)
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研究分担者 |
愛甲 涼子 鹿児島大学, 工学部, 教務職員 (50244265)
吉田 昌弘 鹿児島大学, 工学部, 助手 (50315397)
幡手 泰雄 鹿児島大学, 工学部, 教授 (00038051)
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キーワード | 会合 / ポリマー / ポリビニルアルコール / 超微粒子 / 疎水相互作用 / ジルコニア |
研究概要 |
疎水基であるドデシル基をその片末端に有するポリビニルアルコール(以後疎水基修飾PVAと称する)を利用する新規な液相微粒子調製法を考案し、酸化ジルコニウム微粒子の調製を試みた。 【table】 2.5gのPVAを蒸留水47.5gに加え、ホットマグネチックスターラーで95℃まで昇温、1時間以上保持することにより、完全に溶解した。上述の手順で調製した5wt%PVA水溶液19gと酢酸ジルコニウム希酢酸水溶液(Zr15.5wt%)1gを200mlビーカーに入れ、マグネチックスターラーで8時間撹絆した。その溶液をアルミナボートに2gとり、乾燥機(100℃)で3時間乾燥した。乾燥したものを電気炉(800℃)で3時間焼成した。焼成後の粉末を走査型電子顕微鏡(SEM)と透過型電子顕微鏡(TEM)で観察した。下線部の条件を変えた実験も行った。 以上の検討の結果以下の結論が得られた。 1.疎水基修飾PVAを用いた場合、5nmから50nm程度のジルコニア一次粒子が観察された。 2.撹拝時間、PVA/Zr化合物の溶液中比率、乾燥・焼成の方法が重要な因子であることがわかった。
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