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2001 年度 実績報告書

世界的に突発出現したG8・G9ロタウイルスの解析

研究課題

研究課題/領域番号 13670292
研究機関秋田大学

研究代表者

中込 治  秋田大学, 医学部, 教授 (70143047)

研究分担者 渡辺 倫子  秋田大学, 医学部, 助手 (00273699)
中込 とよ子  秋田大学, 医学部, 助手 (40155693)
キーワードロタウイルス / 血清型 / ゲノグループ / ゲノム / ハイブリダイゼーション
研究概要

ロタウイルスの血清型は多様であるが、過去20年以上にわたりヒトの世界では血清型G1〜G4のウイルスが圧倒的多数を占めていた。ところが、ここ2〜3年の間に世界各地に突発的に、きわめてまれであったG8およびG9のヒトロタウイルス出現の報告があいつぎ、WHOのワクチンによる下痢症制圧対策に対し大きな脅威となっている。本研究では、英国および米国の研究者と協力して、わが国を含め世界各地に突発的に出現したG8およびG9のヒトロタウイルスの解析を行い、その出現の背景を解明するとともに、現行のワクチン戦略に提言を行うことを目的とした。平成13年度においては、米国CDCおよび英国リバプール大学熱帯医学研究所の研究者がインド、アフリカ、アメリカ大陸で分離したロタウイルス株を受けとり、これらのウイルス株を培養、プラーク純化するなど、標準株のコレクションを整備する一方、わが国で分離されたG9株である95H115株の性状解析を行った。すなわち、95H115株はRNA-RNA hybridizationで7-8本のRNAがWaや1980年代の半ばに日本で分離されたG9株であるAU32とhybridizeし、遺伝子全体の構成はWa genogroupに属するヒトロタウイルスであることがわかった。しかし、RNA-RNA hybridizationにおけるaberrant migrationを示すhybridbandsの存在から、ゲノム全体の構成からみても95H115は1980年代の半ばに米国や日本で分離されたG9株の直接の子孫ではないこと、またインドで流行していた116E株とも異なることが明らかにされた。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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