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2001 年度 実績報告書

亜鉛欠乏による生体影響、とくに異常環境下での影響に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13670343
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

野寺 誠  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (70189413)

研究分担者 柳沢 裕之  埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (10200536)
和田 攻  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60009933)
キーワード高気圧環境 / 亜鉛欠乏 / ラット / アポトーシス / 角化亢進
研究概要

亜鉛欠乏が、異常環境化、とくに高気圧環境あるいは高分圧酸素環境といった宇宙環境に滞在したときの影響を調べるのが本研究の目的である。本年度は、その基礎的データとなる、亜鉛欠乏モデル作製条件と、そのモデルにみられる生体変化を調べ、それらにみられる症状が、異常環境滞在中に、どうなるかを調べる基礎データを求めた。SD系雄ラットに亜鉛欠乏食を3ヶ月間投与し、その皮膚を調べたところ、重層扁平上皮の異常な角化及び、毛根部を中心としたアポトーシスの亢進が認められた。亜鉛欠乏によるアポトーシスの亢進は、他の部位でも生じることが知られている。又、アポトーシスの亢進には、NDの関与もうたがわれることより、高気圧または高酸素濃度状態では、より、今回みられた生体変化が、著しくなる可能性がある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Nodera: "Pathohistological study on the skin lesion observed in zinc deficient rats"Biomedical Research on trace elements. 12・4. 271-272 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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