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2002 年度 実績報告書

保健医療福祉情報によるGIS(地理情報システム)の構築

研究課題

研究課題/領域番号 13670378
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

三浦 宜彦  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (10143421)

研究分担者 細田 泰子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助手 (00259194)
渡辺 由美  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 助教授 (80220937)
延原 弘章  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 助教授 (80218346)
キーワード地理情報システム / GIS / 疫学
研究概要

本年度は研究期間の2年目として,昨年に引き続き,地理情報システム(GIS)構築に際しての必要な保健・医療・福祉に関するデータの収集を行い、各種施設の位置情報に関するデータの整理を行った.また,GISシステムの実現方法についての検討を行った.具体的な内容は,以下のとおりである.
1.埼玉県市町村の保健・医療・福祉に関するデータの収集
昨年に引き続き,既存の資料から,保健・医療・福祉に関するデータの最新年度分を追加収集し,市町村単位にデータベースの作成を行った.
2.位置情報の確定
昨年に引き続き,市町村役場,医療機関,社会福祉施設等について所在地を確認するとともに,アドレスマッチングを行った.
3.GISの実現方法の検討
GISの構築にあたって,システム構築の基盤となるGISソフトの検討を行った.本研究において構築しているGISは,様々なデータの地図表現を行ったり,一般的な空間分析を行ったりするだけでなく,疫学的観点からの統計分析も行えることを目指している.統計分析ソフトとして高い評価を得ているSASのプロダクトとしてSAS/GISがあり,当初,このSAS/GISを基盤にGISシステムを構築することを検討したが,わが国において,このSAS/GISは取り扱われていないため,Arc ViewとS-PLUSを組み合わせたシステムを現在検討している.Arc Viewは世界で最大のシェアをもつGISソフトで,空間分析用の拡張ソフトも販売されており,S-PLUSは数理統計用のソフトとして確固たる地位を築いており,空間統計解析のための包括的な機能を持つアドオンモジュールS+SpatialStatsもある.さらにはArc ViewとS+SpatialStatsを連携して利用することも可能であることなどから,両者を使用することで,地図描画と様々な数値分析がシームレスに行えることが期待される.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 渡辺由美, 三浦宜彦, 藤田利治, 簑輪眞澄: "肝がん死亡の地理的分布と年次推移"厚生の指標. 49・6. 1-7 (2002)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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