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2001 年度 実績報告書

肺損傷・肺線維症の新たな病因としてのユビキチン-プロテアソームシステム

研究課題

研究課題/領域番号 13670604
研究機関九州大学

研究代表者

桑野 和善  九州大学, 医学部・附属病院, 講師 (40205266)

研究分担者 藤田 昌樹  九州大学, 医学部・附属病院, 助手 (50325461)
萩本 直樹  九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (50315074)
キーワードユビキチン / プロテアソーム / 肺損傷 / 肺線維症
研究概要

1.肺損傷、肺線維症におけるユビキチンープロテアソームシステム
肺損傷や線維化の様々な過程において、ユビキチン、プロテアソームの発現が変化するか否か、ヒト肺線維症・マウス肺線維症モデルを用いて、免疫電気泳動、免疫組織染色によって細胞による違いも含め検討中である。
2.肺損傷、肺線維症におけるp53,MDM2,SUMO-1の相互作用
肺線維症の肺上皮細胞にはp53の発現が亢進している。MDM2はp53のE3 ligaseでありubiquitinationによってp53を不活化する。SUMO-1はMDM2のself-ubiquitinationを制御する。線維化の過程における発現とubiquitinationを検討している。
3.肺胞上皮細胞のアポトーシスにおけるユビキチンープロテアソームシステム
ヒト・マウス肺上皮細胞を用いて、Fasligand, TNF, reactiv oxygen speciesによるアポトーシスの過程における促進因子と抑制因子の発現とubiquitination、およびproteasome inhibitor投与による影響を検討している。また、proteasome inhibitorそのものによるアポトーシス関連因子の発現を検討している。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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