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2001 年度 実績報告書

ヒトサイトメガロウイルスの体内動態と制御因子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13670794
研究機関三重大学

研究代表者

伊藤 正寛  三重大学, 医学部, 助教授 (10126956)

キーワードサイトメガロウイルス / インターフェロンガンマ / リンパ球 / フローサイトメロリー
研究概要

ヒトサイロメガロウイルス(CMV)に特異的に反応するリンパ球をフローサイトメトリーを用いて細胞内サイトカインを染色し解析した。末梢血単核球をFicoll-Hyque法により分離し、CMV抗原と抗CD28抗体を添加1時間後にbrefeldinを添加しさらに5時間培養した。培養後細胞表面抗原抗CD4またはCD8抗体で染色後膜表面を透過処理した後に、活性化リンパ球を抗CD69抗体、細胞内サイトカインを抗IFNγ、IL-2、TNF-α抗体で染色しフローサイトメトリーで解析した。健康成人ではCMV抗原に特異的に反応したCD4+リンパ球における細胞内IFNγ陽性細胞は0.1-0.6%、IL-2陽性細胞は0-0.01%、TNF-α陽性細胞は0.02-0.05%であった。CD8陽性細胞にはCMV抗原によっても細胞内にそれぞれのサイトカインは検出されなかった。本方法はCMV特異的CD4+リンパ球を定量的に解析でき、モニタリングすることが可能であることが確認された。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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