研究課題/領域番号 |
13671258
|
研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
石田 英樹 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60246543)
|
研究分担者 |
澤田 登起彦 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (20266761)
小山 一郎 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (10266760)
阿部 正浩 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90246538)
渕之上 昌平 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (10147382)
|
キーワード | 腎移植 / ステロイド / イヌの動物実験 / ヒトの応用 |
研究概要 |
(1)研究計画にしめしたように、STEP1としてイヌの動物実験モデルを利用し、腎移植を施行しステロイド投与群、中止群に分け、末梢血リンパ球上に発現するCD15s抗原を解析した〔裏面業績参照〕 腎移植後、1週間経過後、CD15sが術前のレベルまで低下、安定化した群では、その後ステロイドを投与中止にした後でも、CD15sは低下し続け移植腎臓の機能も良好であった。それに対し、CD15sの発現が移植後しばらく高値を示した群では、移植腎機能が極めて不安定であり、ステロイドを中止した後、CD15sは急激に上昇し、移植腎もグラフトロスになった。〔2002、発表予定、裏面参照〕 (2)2002年度の研究計画の通り、CD15s抗原検出をヒトへ応用する。 CD15sの抗原発現が安定している腎移植後の患者に限り、ステロイドを投与中止にして、CD15s抗原の発現をしらべ、解析を続ける。
|