研究課題/領域番号 |
13671287
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
神田 達夫 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (80303147)
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研究分担者 |
畠山 勝義 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90134923)
中川 悟 新潟大学, 医歯学総合病院, 助手 (20334667)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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キーワード | 胸部食道癌 / センチネルリンパ節 / リンパ節転移 |
研究概要 |
平成13年度より食道癌に対するセンチネルリンパ節を同定する臨床研究の実施マニュアルの作成及び病院の体制作りを開始した。当初の計画より遅れを生じたが、平成13年度末に1例を実施し、平成15年度末までに計10名に実施した。症例の内訳は、男性8名、女性2名、平均年齢は64歳(50歳〜74歳)であった。病変の深達度は、粘膜癌1例、粘膜下層癌8例、外膜浸潤癌1例であった。病変の局在は、胸部上部食道1例、胸部中部食道8例、腹部食道1例であった。リンパ節転移は、粘膜下層癌の2例と外膜浸潤癌の1例に認められた。施行した術式は、3領域郭清6例、2領域郭清2例、経裂孔的根治的食道切除1例、食道抜去1例であった。リンパ節郭清における平均郭清リンパ節個数は42個(14個〜76個)であった。リンパ節にRIの取りこみを認めたのは9例で、1例で取りこみがなかった。RIの取りこみを認めるリンパ節(hot node : HN)は、所属リンパ節部位としては、1ヶ所から7ヶ所、リンパ節個数としては1個から9個認められた。リンパ節転移を認めた3例(1例はHMを認めず)で、転移リンパ節にRIの取りこみは認めなかった。まだ10例と少数例しか検討していないが、現時点ではHNはその症例ごとに様々であり一定の傾向は認められていない。また、転移リンパ節にRIの取りこみがなかったので、HNが本当にセンチネルリンパ節であるという確証にはなっていない。
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