研究概要 |
1.培養II型肺胞上皮細胞へのKGF遺伝子導入 LacZを有するプラスミドにKGF,HGF遺伝子を組み込みLipofection法で培養ラットII型肺胞上皮細胞へ遺伝子導入を行った。In vitroにおける遺伝子導入効率は、約10-20%であった。またSDS-PAGEにて培養細胞からの導入遺伝子由来蛋白質の分泌を確認した。 2.遺伝子導入細胞の肺内分布確認 1x10^<-6>個の遺伝子導入処理細胞を緩衝液に浮遊させ、末梢静脈より注入し肺へ移植した。X-Gal染色にて、移植後の遺伝子導入細胞の分布状況、経時的増殖状況を検討した。部分的に細胞が塊状となって存在するところが確認され、移植後に経時的に移植細胞が増殖した可能性も考えられた。
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