研究課題/領域番号 |
13671409
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
日比野 成俊 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (50318094)
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研究分担者 |
青木 満 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (80175736)
瀬尾 和宏 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (20167472)
新岡 俊治 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (20192122)
渡辺 学 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (10297468)
松村 剛毅 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (20297469)
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キーワード | 再生医工学 / 人工弁 / 心臓弁膜 / 細胞培養 |
研究概要 |
<in vivo実験>すでに動物実験による至適ポリマー、至適細胞数、至適組織裁断法の探究及び選定はほぼ終了している。実験動物として子犬を用い、大腿部の静脈片を採取し、そこから自己血管壁細胞の単離、培養を開始する。十分な細胞数が得られれば、生分解性ポリマーの導管(7X 10mm)に播種し一週間のポリマー上での培養を継続する。一週間後に細胞を採取した同一動物を全身麻酔下に左開胸し、体外循環をもちいて肺動脈弁を置換する。コントロール実験として組織断片を播種しないポリマーシートのみの移植も行う。移植3-12ヶ月後に作成された組織に対して生化学的、生力学的、免疫組織学的検討を行う。生化学検査として、組織中コラーゲン、エラスチン、カルシウム濃度の測定を行い、インストロン張力検査機を用いて作成された組織の最大張力を測定し自己の同じ部位の組織と比較検討する。組織学的には免疫染色の手法を用いて内皮細胞の指標である第八因子を染色すると共に細胞間隙の間質蛋白質を染色し自己組織と比較検討する。同種細胞(allogenic)は拒絶反応の因子を排除できないため、細胞は全て自己(autologous)細胞を用いる。 <ヒト細胞のin vitro実験> ヒト血管壁より採取した平滑筋細胞、線維芽細胞、中皮細胞を用いてポリマー上での増殖能、ポリマーへの接着性、成長因子の影響等の分子生物学的研究をin vitroで行う。幹細胞を用いる方法も同時に研究中である。
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