• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

左心房容量負荷モデルにおける心房細動の電気生理学的機序

研究課題

研究課題/領域番号 13671411
研究機関日本医科大学

研究代表者

新田 隆  日本医科大学, 医学部, 助教授 (40256954)

研究分担者 菅野 重人  日本医科大学, 医学部, 助手 (20291718)
田中 茂夫  日本医科大学, 医学部, 教授 (70089720)
キーワード心房細動 / 電気生理 / 高頻度刺激
研究概要

雑種成犬を用いて、鎖骨下動脈肺動脈短絡と心房高頻度ペーシングモデルにおける左房容量の経時的変化と心房細動持続時間を検討した。鎖骨下動脈肺動脈短絡術による左房容量負荷を行い、さらに1週間後より刺激周期100msの心房高頻度ペーシングを開始した。左房は容量負荷のために拡大傾向を認めた。高頻度ペーシング開始1週間後では、ペーシング中止後に数心拍の心房反復性興奮が認められ、2週間後では、心房反復性興奮が数秒間持続した。さらに経時的に経過を観察したところ、高頻度ペーシング開始4週間後では、ペーシング中止後に持続性心房細動が数十分間維持された。現在、この心房細動の興奮伝播過程を256チャンネルマッピングシステムを用いて解析している。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi