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2001 年度 実績報告書

前立腺特異抗原の代謝・排泄に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13671632
研究機関山形大学

研究代表者

久保田 洋子  山形大学, 医学部, 助教授 (60125763)

研究分担者 笹川 五十次  山形大学, 医学部, 講師 (80196146)
中田 瑛浩  山形大学, 医学部, 教授 (50009495)
キーワード前立腺癌 / PSA / 代謝
研究概要

市販のPSAを購入し,これとアンチキモトリプシンを反応させてPSA-ACTを作製.ゲル濾過クロマトグラフィーによりフリーPSAとPSA-ACTを分離し,PSA-ACTを分離抽出する作業を成功させた.市販のPSAおよびPSA-α2マクログロブリン複合体とともに超低温冷蔵庫に保管中である.
保管したPSAおよびPSA-α2マクログロブリン複合体,PSA-アンチキモトリプシン複合体の一部をロット毎に,SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動により分離し,ニトロセルロース膜にプロッティングし,抗PSA-1B7抗体およびgoat-anti-mouse Ig-labeled horseradish peroxidase(2次抗体)にて検出し純度を確認した.(特に,PSA-アンチキモトリプシン複合体は95%以上のもののみを採用し保存とした.)
^<125>INaでPSA,PSA-α2マクログロブリン複合体および先に作製して保存しておいたPSA-アンチキモトリプシン複合体をラベルし,各放射活性を50-100Ci/mg proteinに調整する事に成功した.
現在,ラット尾静脈にラベルしたPSAを注入し,下大静脈血をサンプリングすべく実験中であるが,採取可能な血液量が少なく,1匹のラットで3ポイント以上の測定用採血を行う事は困難と考えた.従って予定より症例数を増やさざるを得ないと判断した.これに伴って,必要PSA量が増加するため再び,PSA-アンチキモトリプシン複合体の作製,保存,蓄積を行っている.以上から結果の発表は,現在のところ,行っていない.なお,実験計画書においても,平成13年度には結果の公開は行う予定にはなっていなかった.

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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