研究分担者 |
秋吉 建二郎 久留米大学, 医学部, 助手 (80268945)
浅桐 公男 久留米大学, 医学部, 助手 (90268946)
疋田 茂樹 久留米大学, 医学部, 助手 (10189764)
谷川 建 久留米大学, 医学部, 助手 (30289491)
中溝 博隆 久留米大学, 医学部, 助手 (40289492)
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研究概要 |
現在,Lewisラットの腓骨神経細胞及び大腸のmyelinated plexusを採取し、初代培養細胞を用いて,pEGFPをサイトメガロウイルスプロモーターの下流に組み込んだベクターを遺伝子銃を用いて導入し,得られたEGFP導入後の神経細胞を、大腸の粘膜面から粘膜下層と漿膜面から筋層に注入し神経節細胞移植モデルを作成し,ラットは、粘膜面よりの注入に用いた腸管開放部より口側を人工肛門とし、肛門側は縫合閉鎖し、閉腹後に通常の固形食を与え管理している。閉腹後3日、7日、2週間後、1ヶ月後に神経節細胞を導入した腸管を切除し,蛍光顕微鏡を用いての移植神経節細胞の生着と神経線維の増生,ヘマトキシリン.エオジン染色、アセチルコリンエステラーゼ染色、NSE染色による移植神経節細胞と元来、存在する神経細胞と神経繊維の形態の観察抗GFAP抗体による免疫染色による外来神経繊維か内因性の神経繊維かの鑑別を行っている また電顕による神経節細胞の変性、神経ニューロンの形態を観察する。 さらに,ラット大腸の15分間虚血モデルを作成し,基礎実験として,閉腹後3日、7日、2週間後、1ヶ月後の大腸の組織が,如何に変化するかを上記の染色法を用いて検討中である.
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