• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

痴呆高齢者における痴呆の程度,全身的健康状態,生活環境と口腔内状態の縦断調査

研究課題

研究課題/領域番号 13672035
研究機関広島大学

研究代表者

貞森 紳丞  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (40187167)

研究分担者 西村 正宏  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (00294570)
村田 比呂司  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40229993)
濱田 泰三  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (50034244)
キーワード痴呆 / 高齢者 / 口腔状態 / ADL / 痴呆の程度 / 義歯装着 / アイヒナーの分類 / 縦断調査
研究概要

高齢社会となり,健やかに過ごすために,健康状態などへの関心も大きい。全身の健康状態への口腔状態の影響についても関心が高く,両者に関連があることが報告されてきている。しかしながら,これらの研究の多くは横断調査による有病率研究であり,これらの結果からは口腔内の状態(咀嚼能力なども含む)と全身状態(ADL, QOLなど)との詳細なる関係が未だに不明である。
痴呆は,高齢社会の関心の一つである。痴呆の程度,全身健康状態,生環境と口腔内状態を調査することは意義のあることであり,痴呆高齢者を追跡調査(縦断調査)し,口腔状態と痴呆の程度,全身的健康状態,生活環境との詳細な関係を検討している。
国立療養所賀茂病院の痴呆病棟への入院患者(平成13年12月時点からの入院患者)を調査対象者としている。平成14年度において,その調査対象者の全身健康状態,既往歴,ADL,口腔内状態(残存歯数,アイヒナーの分類,義歯装着の有無),口腔ADL,痴呆の程度の判定(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)などを追跡・調査した。もし,調査時点で,種々の障害により上記の調査が不可能であれば,調査が可能な時に調査した。また,可能な限り,家族歴,入院するまでの生活歴なども聞き取り調査した。
調査対象者の口腔内状態により,歯科的治療が必要であると判断すれば,義歯作製などの歯科治療を行った。そして,全身状態を含むこれらの記録は,可能な限り詳細に記録し,追跡・蓄積している。現在も,調査を継続しており,データ蓄積中である。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi