◆H13年におけるシステムの設計、開発 (1)セキュリティ確保に配慮した通信システムの開発 遠隔医療支援システムで使用している専用ISDN回線とシステムを共用することとした。利用者認証は予め付与したIDとパスワードで行い、Radius認証サーバで認証が行われてアクセス可能となる。 (2)アクセスコントロールレベルの設定 管理者、作成者、読者の3段階とした。研究者両名とし、ファイルの作成が可能な作成者は、本学の各講座の責任者としサーバにアップロードが可能である。 (3)アプリケーションの開発 A)データベースサーバの構築 教育上、有用とされる画像を画像参照システムから患者情報を消去しJPEG画像として保存する。開発したアプリケーションに当該画像の種別、疾患部位、病名、診療科、検査所見、経過などのコメント、画像診断のキーポイント、検索キーワードを入力するテキストフィールドと画像を埋め込むイメージフィールドを作成した。このファイルをアップロードする。 B)クライント側での検索・参照アプリケーションの開発 Web参照のために、加工された日付、診療科、画像種別、疾患部位、病名をフリーテキスト入力、AND検索とし、キーワード検索は5個以内のOR検索とした。「検索開始」ボタンをクリックと検索結果が表示され、「詳細」ボタンをクリックするとサムネール画像と診療科、検査所見、経過などのコメント、画像診断のキーポイントが表示されることとした。画像をクリックすると拡大表示されることとした。
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