研究概要 |
調査票の作成 精神障害者小規模作業所(以下作業所)で調査表作成のためのデータ収集を行った。作業所は現在地域で生活している精神障害者にとって,日常的な問題を一番気楽に相談しやすいところと考えられるため,準構造化面接により作業所を利用しているメンバーの生活のニーズに関して聞き取り調査を行った。彼らの目的は体力の維持,規則正しい生活の維持,人間的ふれあいを求めるなどであった。指導員に対しては毎日のようにかかってくる電話相談の内容とその対応のおおよその内容を調査した。その次にそれらのデータをコンピュータに入力し,ニーズのパターン化を検討した。大きくは治療的ニーズ,看護的ニーズ,福祉的ニーズに分類出来ると考えていたが,相談数も多くまた相談内容はざまざまであるため,現在その適切な分類を検討中である。そして調査票の最終版を完成する予定である。
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