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2001 年度 実績報告書

EBNを促進するための日本語看護研究論文オンラインライブラリー開発

研究課題

研究課題/領域番号 13672465
研究機関岩手県立大学

研究代表者

山内 一史  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (20125967)

研究分担者 村中 陽子  東海大学, 健康科学部, 教授 (30132195)
キーワードEBN / 看護学修士論文 / 論文公開 / オンライン公開 / オンラインライブラリー / 著作権 / メールアドレス / 需要調査
研究概要

本研究は、EBNの使用に耐える日本語看護論文の公的オンラインライブリー構築を目指して、大学院を備えた看護系大学が大学院学生の論文等を公開する体制ができているか調査するとともに、看護研究者達が、日本語看護論文ライブラリーに対する需要どの程度持っているかを調査することが目的である。
本年度は全国の大学院を持つ55校の看護系大学に対して、主に看護学の修士論文公開の取り扱いに対する調査を行った。調査項目は、a)論文公開に対する窓口、b)修士論文の公開の有無、c)閲覧方法、d)論文の著作権、e)公開論文の保存形態、f)博士論文の主な投稿先である。
その結果、54校中53校から回答があった。論文公開に対する問い合わせ窓口は、事務36校、教員14校、図書館3校と事務が対応する大学が多い。修士論文を公開している大学は28校、公開なしは2校、未定23校で、半分以上の大学が開していたが、未定の大学も多い。公開している大学における公開形態は、図書館での閲覧24校、資料室での閲覧3校、研究室での閲覧1校である。また、公開している大学の中には、論文に含まれる情報の一部を2次データとして公開しているものが5校あり、その形式はインターネット上でのオンライン公開2校、冊子による公開が3校である。論文の著作権についていは、確な答えが得られた大学はなかった。また、閲覧される論文は、紙に書かれた従来のスタイルでの公開で、内容を電子化し公開している大学はなかった。一方、博士論文は、原則的に公開されているものの、その論文投稿先を、今回の対応窓口である事務が把握しているところは無かった。
更に、来年度のオンラインライブラリーの需要調査のため、全国の看護系大学のホームページより看護研究者の電子メールアドレスを収集したところ、295名分の看護学研究者のメールアドレスを収集することが出来た。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山内一史: "インターネットは「ムーブメントを起こすための道具」根拠に基づく看護・医療を例として"看護展望. 27・5. 6-7 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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