(1)英文の三高コレクションホームページの作成 京都大学総合博物館の三高コレクションホームページ上に、英文のホームページを載せて、海外にも三高実験機器調査の現状を発信できるようにした。 (2)ホームページ上でのデータベース検索機能の構築 三高実験機器コレクションのすべて、約550点をホームページ上で検索できるようにした。検索語は、機器名、購入年、納入業者、製造業者で、さまざまな検索語から検索でき、機器写真を含む機器基本データを知ることが出来るようにした。さらに音や光等の物理学の分野別分類でリストアップできる機能に関して改良を加えた。 (3)実験機器史関連資料の収集 明治期から終戦までの時代に対応した実験機器史関連資料、教育用物理実験機器史関連資料、特に当時の日本の実験機器商品カタログや物理学図書を収集した。特に島津製作所のカタログを、明治期から、戦後、現代までの分も含めて、体系的に収集し、コピーした。それにより、教育用物理実験機器の発展過程を、カタログから追求できるようにした。
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