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2001 年度 実績報告書

障害予防のための投手の連投と筋疲労に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680027
研究機関神戸大学

研究代表者

高田 義弘  神戸大学, 発達科学部, 助手 (90216664)

キーワード野球 / 投手 / 疲労 / 障害 / 筋力
研究概要

被検者には実験の趣旨および危険性を十分に説明した上で承諾を得、同意書に署名した高校1年生から大学4年生までの投手を用いる。
実験I被検者に対して十分なウオーミングアップを行わせた後、サイベックスIIを用いて角速度180度/秒における以下の筋力テストを行う。
(1)肘の最大伸展および屈曲筋力
(2)膝の最大伸展および屈曲筋力
(3)前腕の最大回内旋筋力
(4)肩関節の最大伸展筋力
これらの筋力測定の後、1イニング15球からなる9イニングの全力投球を行わせ、投球直後から5日後まで毎日行い、低下した筋力の回復過程を明らかにした。
その結果、投球前の筋力を100%とした場合、多くの被検者で投球2日後に筋力はほぼ100の状態に回復していた。
実験II
実験Iの影響をなくすために十分に休養をした後、実験Iと同様の筋力測定を行う。
筋力測定の後、被検者には1イニング15球からなる2イニング30球の全力投球を3日間連続で行わせ、4日目に実験1と同じ筋力測定を行った。
その結果、1日30球、3日間の全力投球では、ほとんどの被検者において有意な筋力低下は認められなかった。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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