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2003 年度 実績報告書

発育・発達段階に応じた体育授業の構成

研究課題

研究課題/領域番号 13680029
研究機関岡山大学

研究代表者

加賀 勝  岡山大学, 教育学部, 助教授 (40185707)

研究分担者 鈴木 久雄  岡山大学, 教育学部, 助教授 (30135967)
高橋 香代  岡山大学, 教育学部, 教授 (60163250)
キーワード発育・発達 / 体育授業 / 骨 / 日常生活活動量 / 体力・運動能力
研究概要

文部科学省の「体力・運動能力テスト」の結果から、子どもの運動能力が低下傾向にあることが報告されている。また、厚生労働省の「児童生徒の健康状態サーベイランス事業報告書」では、運動不足となりがちな子どもの生活環境が問題視されている。さらに最近、子どもの運動実施状況について、よく運動をする子どもとあまり運動をしない子どもに二極化の傾向がみられることが定量的な根拠が示されることなく指摘されている。身体の発育面については、小学校後期以降の数年は骨成長とともに骨量を増加して最大骨量を獲得していく時期であり、この時期における運動は栄養とともに骨成長や骨量の増大に重要な意味を持つと考えられている。そこで我々は、発育・発達期にある子どもの運動実態を調査するとともに,運動が身体に及ぼす影響について骨発育を指標として定量的に明らかにすることを本年度の目的とした。
現在までの蓄積したデータとあわせて、平成15年度は、発育発達段階にある青少年の運動実施状況について明らかにすることができた。この結果は、日本小児科学会雑誌に「青少年期における運動実施頻度の二極化について」として投稿し、平成16年4月発行予定(現在印刷中)となった。さらに、中学生のスポーツ活動が他の学校期に比べて多くなること、骨折率についても他の学校期に比べ効率となることから、量的・質的に高強度なスポーツ活動を実施する中学生について、スポーツ活動と骨強度・骨折との関連について調査した。この結果は、第23回(平成15年10月、京都女子大学)スポーツ教育学会に発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 加賀 勝: "青少年期における運動実施頻度の二極化について"日本小児科学会雑誌. 108巻・4号(発表予定 印刷中). (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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