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2002 年度 実績報告書

新学習指導要領に明示された「水辺活動」の開発と普及-インターネットを核として-

研究課題

研究課題/領域番号 13680038
研究機関鹿屋体育大学

研究代表者

柳 敏晴  鹿屋体育大学, 体育学部, 教授 (30239800)

研究分担者 北村 尚浩  鹿屋体育大学, 体育学部, 助手 (70274868)
川西 正志  鹿屋体育大学, 生涯スポーツ実践センター, 教授 (50177713)
キーワード水辺活動 / 開発と普及 / インターネット / 指導者養成 / ウォーターワイズ / ライフヤービング / セーリング種目 / ローイング種目
研究概要

今年度は、日本国内で、国立大洲青年の家、YMCA阿南国際海洋センター、YMCA余島野外活動センター、沖縄本島:全日空リゾート沖縄、沖縄渡嘉敷島:国立沖縄青年の家、宮古島:沖縄県立翔洋高等学校の資料収集と聞き取り調査を実施した。日本国内の施設とプログラムは、国立(独立行政法人)、県立、財団法人、民間と経営主体が異なり、それぞれに応じた目的や対象がある。目的やプログラムについて、解り易く伝えるメディアが必要であると考えられた。
国外では、10月に米国で開催されたNRPA2002 National CongressのLeisure Research Symposiumに参加した。3月には、イギリス・フランスの調査を行った。イギリスでは、Sport England運営のHolme Pierrepont National Water Sports Centre、ロンドンの街中で古いドックを活用し水辺活動の普及を行っているDocklands Sailing & Water Sports Centre、大学で水辺活動の授業を実施しているUniversity of Southampton Department of Sport and Recreation、世界中のセーリングプログラムの中心であるRoyal Yachting Associationを訪れ、資料収集と聞き取り調査を実施した。フランスでは、セーリングの全国トレーニングセンターの一つLa Rochelle National Sailing Training Centerと、水辺活動でも特殊な領域に入るタラソテラピー施設のThermes Marins De Saint-Maloを訪れ、資料収集と聞き取り調査を実施した。イギリス、フランスとも競技力向上のための施設から、初心者対象のものまで幅広く備えられていて、今後の水辺活動の展開には参考になることが多い。特に、Leisure Research Symposiumでは、水辺活動のベースであるビーチの運営管理について"Better Beaches-Management and Operation of Safe and Enjoyable Swimming Beaches-"の著者Tom Griffithsと日本語訳について協議し、同意を得現在翻訳中である。水辺活動の展開のために有用なテキストである。水辺活動は、幅広く多様でまた特殊であるため、ニーズに合った活動場所やプログラムを探すための情報が求められている。水辺活動についての情報のデーターベース化は不可欠と考えるので、さらに研究・調査を進める。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] (財)日本マリンスポーツ普及教育振興財団(池田延行, 谷健二, 土方幹夫, 柳敏晴): "児童・生徒を対象とした水辺活動の体験機会の継続的展開をめざして"水辺活動の教育への導入に関連する調査報告書. 1-30 (2003)

  • [文献書誌] 川西正志, 野川春夫 編著, 柳敏晴: "生涯スポーツ実践論 16章 生涯スポーツとアウトドアレジャー"有限会社 市村出版. 247(185-195) (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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