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2001 年度 実績報告書

新高地トレーニングによる運動成績の向上と肺循環機能の改善の関連

研究課題

研究課題/領域番号 13680054
研究機関東京農業大学

研究代表者

樫村 修生  東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (40161020)

研究分担者 酒井 秋男  信州大学, 医学部・加齢適応研究センター, 助教授 (70020758)
キーワード高地滞在低地トレーニング / 肺血管 / 低酸素性肺血管収縮 / 個体差
研究概要

1)日本運動生理学会において「高地滞在、低地トレーニングによる肺循環系の影響」について発表した。
2)日本体力医学会において「高地トレーニング効果の個体差は低酸素性肺血管収縮が関与する」について発表した。
1)では高地滞在、低地トレーニングによる運動能力の増強には,運動中の肺循環抵抗の軽減が関与することが推察された。さらに肺循環抵抗の軽減は,肺血流量の増加時に生じる血管拡張,血管再疎通,血管新生等が原因と考える。
2)では高地トレーニングによる効果のばらつきは,低酸素性肺血管収縮の違いが一原因である可能性が高い。さらに高地トレーニングによる効果のばらつきは,トレーニング以前から肺血管において低酸素に対する反応に違いがある可能性が高いと考える。高地トレーニングの効果が期待できる個体は低酸素に対する肺血管収縮反応が小さく,右心室肥大が高地トレーニング期間中に生じないものである。このことについて次年度はさらに詳細検討したい

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 樫村修生(宮村実晴編): "新運動生理学(下巻) -運動時の血管抵抗調節と一酸化窒素-"真興交易(株)医書出版部. 415 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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