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2002 年度 実績報告書

算数・数学の学習に対する児童・生徒のニーズ傾向に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680189
研究機関筑波大学

研究代表者

清水 静海  筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)

研究分担者 島田 和昭  千葉大学, 教育学部, 教授 (60170940)
渡辺 公夫  筑波大学, 数学系, 教授 (50015913)
礒田 正美  筑波大学, 教育学系, 助教授 (70212967)
松尾 七重  千葉大学, 教育学部, 助教授 (70292654)
キーワード算数・数学の学習 / 算数・数学観 / ニーズ傾向
研究概要

本研究は、児童・生徒の「算数・数学の好き・嫌い」の深層を分析し、その傾向を適切に把握し、今後の算数・数学教育の改善に貢献しようとするものである。算数・数学の好き・嫌いには、その原因、具体的には好きになる契機や嫌いになる契機があると考えられる。内容に対する契機もあれば、指導者による契機、保護者による契機もあるだろう。また、教室における社会的要因が契機となる場合もある。
このような多様性を多角的に解明するためには、まず児童・生徒の「算数・数学の好き・嫌い」の背景にあるかれらの「算数・数学の好き・嫌い」の深層を分析する枠組みを設定する必要がある。次いで、その枠組みに基づいて、児童・生徒の「算数・数学の好き・嫌い」の深層を分析し、今後の算数・数学教育の改善のための示唆を抽出する。具体的には、算数・数学が嫌いなる契機は何か、好きになる契機は何かを、個に応じて特定することをこれまで以上に容易にし、また、算数・数学することのよさを解明することにより算数・数学が好きになる契機が如何に意味を成すようにするかを検討することをこれまで以上に平易にしていきたい。
このため、平成14年度は、平成13年度の本研究にかかわる内外の先行研究の調査分析及び予備調査に基づいて設定された「算数・数学の好き・嫌い」の深層を分析する枠組み(素案)を精緻化するために、予備調査を重ねるとともに、各種調査における類似の調査の結果の分析を行い、平成15年度(最終年度)へ向けての準備をした。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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