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2002 年度 実績報告書

デジタルポートフォリオを活用した教育実習の質の向上

研究課題

研究課題/領域番号 13680193
研究機関千葉大学

研究代表者

貫井 正納  千葉大学, 教育学部, 教授 (50009031)

研究分担者 三宅 正太郎  大分県立芸術短期大学, 教授 (50107017)
村井 護晏  大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (70040730)
三浦 香苗  千葉大学, 教育学部, 教授 (20012560)
吉田 雅巳  メディア教育開発センター, 助教授 (80221670)
キーワード教育実習 / ポートフォリオ / 自己評価 / デジタル化 / 小学校
研究概要

平成13年度は千葉大学教育学部では教育実習の方法を変更し、実習を3年次に実施するようにした。平成13年はその移行期にあたり,3年次と4年次で実習を行ったので両学年の実習生のポートフォリオを作成した。
ポートフォリオ作成実施校 千葉市内の小学校5校および千葉大学教育学部附属小学校
作成時期および人数 平成13年4月より平成14年10月小学校主専攻実習4週間3,4年生計20名
作成の手続き 教育実習生にポートフォリオ作成に必要なファイル、ポケットファイル、ポストイットを配布し、作成の手引き、実習目標、実習評価項目をもとに事前に説明会を開いた。実習中に訪間、観察をし、実習後に作成したポートフォリオを見ながら検討会を開催した。
13年度実習終了後ポートフォリオ検討会を各実習校毎に開催した。指導教師は参加しなかった。
1 作成したポートフォリオと実習記録簿をスキャナーでデジタル化した。
2 ポートフォリオ検討会を開催した。そこで出された意見
(1)すべての記録がまとまっているので振り返るのは便利である。実習のいい思い出と反省の資料となった。
(2)実習中は授業準備、児童の指導で忙しく振り返りの時間が取れない。
(3)収集する資料を限定する、収集の目的を明確にするなどの工夫が必要である。
3 これらの意見を参考にして14年度では、パーマネントポートフォリオの作成とデジタル化を試みた。
4 1週間ごとに指導教師へポートフォリオレターを送りそれをデジタル化した。レターは実習生には好評であった。
5 実習生同士の携帯電話のメールを掲示板に載せ情報を共有することを企画したが、プライバシーの問題が起こる可能性があることから、掲示板に乗せずに個人のホームページに書くことを企画したがまだ完成しでいない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 貫井正納, 三浦香苗, 吉田雅巳: "教育実習へのポートフォリオ評価の試行"千葉大学教育実践研究. 第9号. 197-208 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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