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2002 年度 実績報告書

教育用衛星画像表示提供システムの構築と活用

研究課題

研究課題/領域番号 13680204
研究機関鹿児島大学

研究代表者

木下 紀正  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (80037209)

研究分担者 土田 理  鹿児島大学, 教育学部, 助教授 (10217325)
三仲 啓  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (20136831)
園屋 高志  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (30016696)
キーワード衛星データ / 数値標高データ / 地形立体表示 / LANDSAT / 3D画像 / 海底地形 / 噴煙の高度評価 / 海面上昇
研究概要

1.国土地理院の数値標高データを元に,LANDSAT-TMのほとんど全国のデータに合致するよう幾何補正した標高データを追加し,任意の地形を立体表示できるシステム(Satellite image Presentation System for Education : SiPSE)に発展させ,インターネットで公開提供している。
2.研究用として衛星データ本来の精度を維持したまま画像処理できるよう新たにデータ解析・3D表示オフラインシステムの開発やそれに付随するソフト開発を進めた。このオフラインシステムは,多数且つ大容量の衛星データとそれに対になるDEMデータ及び処理情報を一元管理しながら立体表示等の処理が行え,1024Pix×1024Lineまでのデータ切り出しができる。その切り出したデータは,CD等のリムーバブルメディアからでも直接起動可能な専用のビューアソフトで利用できる。
3.データについては、LANDSATの観測幅185kmの複数の衛星画像をモザイク処理し1つのデータとして利用できるように加工し、より広範囲の3D画像が作成可能となった。さらに、LANDSAT・DEMに加え、海洋情報研究センター海底地形データを加工・付加することで海底地形を3D表示することも可能になった。
4.ビューアについては次のような機能開発を行った。(1)立体視における鉛直スケールの導入(爆発噴煙の高度評価のため)。(2)立体表示の動画制御コントロールの追加・修正(カメラによる実写との比較,精度評価のため)。(3)数mの海面上昇効果の導入(温室効果による影響の検討)。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 木下紀正: "衛星から観た火山と噴煙"南太平洋海域調査研究報告. 37. 12-23 (2003)

  • [文献書誌] 飯野直子, 小山田恵, 木下紀正, 金柿主税: "三宅島噴煙の衛星画像と火山ガス高濃度事象"南太平洋海域調査研究報告. 37. 66-75 (2003)

  • [文献書誌] 木下紀正, 冨山美智隆, 町田昌一, 高原弘幸: "硫黄岳噴煙の継続観測と解析"南太平洋海域調査研究報告. 37. 122-129 (2003)

  • [文献書誌] 金柿主税, 木下紀正, 三仲啓, 土田理, 八木原寛, 福澄孝博: "観測カメラと衛星からみた諏訪之瀬島噴煙"南太平洋海域調査研究報告. 37. 136-143 (2003)

  • [文献書誌] 木下紀正, 八田明夫: "地球と環境の科学"東京教学社. 177 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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