研究概要 |
本研究の目的は,ネットワークを利用して児童・生徒の「個性と創造力」豊かな人材を育成するための教育ツールの導入と教育効果について継続的分析を行い,次の段階でCAN(Community Area Netwaok)へのリンク・統合を考える。 秋田県は人口集積地から遠隔地であり,また県内の面積が広いという「情報の時空間の隔たり」を解消する必要性が重要になっている。将来的にはこの問題点を解決するために,地域へのCANの導入を考えていくことが必然となってきた。 そこで,秋田全県を対象として平成9年から継続しているインターネット教育活用研究会の方針を基礎として,平成13年度は,対象とする秋田県内の山間地域の抽出の検討をおこない,基礎調査をおこなった。その結果,対象地域として山間地域で過疎化・高齢化が顕著な東成瀬村を抽出した。 また,「高齢化と情報政策」についての先行事例として,秋田県内ですでに導入されている矢島町,森吉町の効果分析の調査も進めている。
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