研究概要 |
(1)校務分掌等での教師間の連絡調整を主とした教師活動を中心に調査分析を行った。 特に学校の情報化及び情報教育のための専門知識・技術を有する,いわゆるITコーディネータ,情報活用リーダ等について, (1)担当教師が日常的に行う業務や作業内容の分析 (2)担当業務に係わって教師間で行なわれるコミュニケーションの内容分析 を,面談及び観察等によって行なった。 (2)さらに,それらの業務の一部を,通信ネットワークを介した遠隔共同作業用端末等4を用いて,2校間で業務実施の試行(教育実習に関する授業観察と複数校の教師が参加する授業研究会)を行った。 (3)上記の試行結果に基づき,次年度には, (1) ネットワークを介した共同作業による教師活動の内容変化や展開の変化等の分析 (2) 分析結果に基づく遠隔共同作業用端末の機能改善と教育情報システムで実現すべき機能の解明 (3) 校務分野における教師活動支援のためのグループウェア機能の解明 を行う予定である。
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