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2002 年度 実績報告書

教科「情報」の授業支援を目的とするネットワーク型デジタルコンテンツの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13680237
研究機関滋賀大学

研究代表者

松原 伸一  滋賀大学, 教育学部, 教授 (30165857)

キーワード教科「情報」 / 情報教育 / 情報科教育 / e-Learning / WBL / インターネット / 授業支援モデル / デジタルコンテンツ
研究概要

教科「情報」は高等学校に新設されたもので,平成15年度より学年進行で実施される。本研究の目的は,インターネットやWeb技術を活用した,いわゆるe-LearningやWBL(Web Based Learning)に代表される新しい教育環境に対応した授業支援モデル(ネットワーク環境を利用した授業支援モデル)を構築するとともに,デジタルコンテンツを開発して,ネットワークを積極的に利用した新しい形式の授業を実施するための支援を行い,その有効性を明らかにすることにある。本年度は,その研究(2ヶ年計画)の第2年度(最終年度)に当たるもので,研究実績は以下のとおりである。
(1)ネットワークを利用した授業(e-Learning)の方法等について検討し,教科「情報」の各科目「情報A」,「情報B」,「情報C」について,ネットワークを積極的に利用した授業の方法を開発した。
(2)ネットワークを利用した教科「情報」の授業支援モデルの構築を行い,デジタルコンテンツをWeb上に展開し,ネットワークを利用した授業支援のあり方について検討するとともに,これに関わる情報を収集した。この結果をもとに,教科「情報」の授業を対象にネットワーク利用の授業支援モデルを考案した。
(3)デジタルメディアを利用した授業設計を行い,教科「情報」のコンテンツとして有効な情報を収集し,デジタル化を行った。
(4)ネットワーク利用を前提とした教育用デジタルコンテンツを開発した。ネットワーク上のWebに試験的に掲載し,学習者の利用(WBL)を前提とした教育用デジタルコンテンツを開発した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 坊田善一: "一斉授業の補助手段としての非同期利用〜e-Learning/WBLの試み〜"日本産業技術教育学会第45回全国大会講演要旨集. 45. 23 (2002)

  • [文献書誌] 音野吉俊: "教科「情報」におけるモデル化とシミュレーションを題材とした教材開発"日本産業技術教育学会第45回全国大会講演要旨集. 45. 70 (2002)

  • [文献書誌] 音野吉俊: "モデルの妥当性の検証〜教科情報における「つり銭の問題」の数学的解析〜"日本産業技術教育学会近畿支部第19回研究発表会講演論文集. 19. 12-13 (2002)

  • [文献書誌] 坊田善一: "「アナログ/ディジタル概念」に関する基礎的研究〜教材開発を目的として〜"日本産業技術教育学会近畿支部第19回研究発表会講演論文集. 19. 14-15 (2002)

  • [文献書誌] 高橋朋子: "中学校卒業者を対象とした意識調査〜技術・家庭科「情報基礎」領域の学習に対して〜"日本産業技術教育学会近畿支部第19回研究発表会講演論文集. 19. 34-35 (2002)

  • [文献書誌] Shinichi MATSUBARA: "The Use of Information Technologies in the Teacher Training Course for Technology Education, Production of Digital Contents"LEARNING IN TECHNOLOGY EDUCATION : CHALLENGES FOR THE 21ST CENTURY. Vol.2. 1-7 (2002)

  • [文献書誌] 松原伸一: "情報科教育研究I:情報科教育法"開隆堂出版. 184 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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