研究課題/領域番号 |
13680254
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
澤本 和子 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50226081)
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研究分担者 |
伊藤 秀子 日本女子大学, メディア教育開発センター, 教授 (00108052)
吉崎 静夫 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20116130)
藤岡 完治 京都大学, 高等教育授業システム開発センター, 教授 (90030048)
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キーワード | 授業研究 / 教師教育 / 授業リフレクション研究 / アクションリサーチ / カード構造化法 / 教師の思考過程 / 授業コミュニケーション |
研究概要 |
本研究は、次の目標を達成することを目的とする。 1.教師を主体とするより精度の高い授業研究方法の再開発を行う。 2.澤本らが開発した「授業リフレクション研究」を、英国・カナダ等で現在展開中のaction researchによる授業研究と比較検討、考察する。 3.2.を海外の研究グループと協同で、新しい授業研究システムを再構築する。 国内では、山梨県全域、神奈川県相模原市・藤沢市、広島市を中心に、小中学校や地域の教育センター・学習センター、あるいは教育研究所と共同研究の形や教員研修会への協力の形で、授業研究会を開催あるいは支援、協力、実施した。また、看護教員や看護副師長の研修なども担当した。研修会の原則は、提案授業と授業後のリフレクションにある。研修会では、日程の都合で講演だけの場合もあったが、稀である。基本は、ワークショップ型、あるいは参加型の研修会である。ただし、いきなり参加するのは難しいので、その前に授業リフレクション研究の理念や目的,方法について講義形式で説明することは多い。 主催者は、参加人数を気にするが、研修の内実に心を傾けるべきである。ひとりでも、研究への目が開かれたり、方向づけや希望を強くする参加者があれば、それが成果だと考えている。
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