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2002 年度 実績報告書

言語創作表現を中心とした児童文化に関する調査的・総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680276
研究機関弘前大学

研究代表者

児玉 忠  弘前大学, 教育学部, 助教授 (50332490)

研究分担者 田中 俊弥  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (40252746)
植山 俊宏  京都教育大学, 教育学部, 助教授 (50193850)
位藤 紀美子  京都教育大学, 教育学部, 教授 (80027713)
キーワード児童文化 / 創作 / 児童詩 / 童謡 / 方言詩 / 三上斎太郎 / 国分一太郎 / 児童文集
研究概要

本科研は、児童文化のうち、創造性が発揮される言語創作表現にしぼって、その歴史的展開、領域別の到達状況(児童詩・創作作文・童謡・児童文集)、及び広範囲にわたる作品調査・聴取調査を行って、その浸透・定着状況を解明することを目的とした。
その結果、青森県、山形県の現地実態調査でいくつかの特徴的な事象を確認することができた。
青森県では、戦前において小学校教師であった三上斎太郎氏によって、地域の生活語である方言を用いて子どもに児童詩を創作させる指導実践があったことが確認された。しかしながら、当時発行されたはずの児童文詩集などの入手に困難を極め、指導の実態や成果についてはその一部が確認されたにすぎないのが実情である。
また、山形県では、戦前において小学校教師であった国分一太郎氏によって、子どもたちに地域の生活をみつめさせそれを児童詩という創作表現に結実させる指導実践があったことが確認された。この実践に関しては、当時の学習者だった人物のインタビューを実施することができた。
最後に、本科研の課題としては、広範囲な調査を実施したにも関わらず、報告書に記録するまで至らなかった事例がいくつもあったこと、があげられる。児童文化の歴史的価値を記録しておく意味においても、今後も鋭意、調査を続けていくことが望まれる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 児玉 忠: "戦前の児童詩教育史に関する考察 -三上斎太郎氏(青森県)による方言児童詩教育を中心に-"弘前大学 国語国文学. 23号. 1-20 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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