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2001 年度 実績報告書

教科教育における授業評価システムに関する教科横断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680317
研究機関高知大学

研究代表者

刈谷 三郎  高知大学, 教育学部, 教授 (00136368)

研究分担者 笹野 恵理子  高知大学, 教育学部, 助教授 (70260693)
小島 郷子  高知大学, 教育学部, 助教授 (20225428)
上野 行一  高知大学, 教育学部, 助教授 (40284426)
キーワード教科教育 / 授業評価システム / 教科横断的 / 実技技能 / 音楽 / 図画工作 / 体育 / 家庭
研究概要

1 各教科の先行研究の検討
音楽、美術、体育、家庭各教科個別にそれぞれの評価研究の現状と問題点を、教育学全体における評価研究の動向に位置づけて明らかにした。特徴的な傾向として次の点が指摘できる。
(1)いずれの教科についても評価研究は教科教育学研究のレベルにおいて体系的、組織的研究が不足している。
(2)体育科評価研究については、調査票を用いた計量的研究の蓄積が豊富である。
(3)音楽科評価研究については、質的評価視点の導入の主張が先行研究に認められる。
その他、地域行政レベル、学校レベルの先行事例についても調査した。
2 全体的研究枠組の確定
先行研究の検討から導出された課題を受けて、「量的手法、質的手法の併用による評価システム」を具体的レベルにおいて提案する。
3 研究手法の考察
(1)計量的手法においては従来使用されてきた調査法を用いる。本研究では、特に「学習者の視点」からの調査票作成に研究範囲を限定した。(2)質的研究については、「ポートフォリオ」を含め、有効な具体的手法について、次年度のフィールドワークに向けて早急に確定したい。
4 調査票の作成とプレテストの実施
計量的研究手法における課題として、各教科の調査栗を作成しプレテストを実施した(高知市周辺公立小学校8校の5、6年児を対象に、各教科500人以上のデータ確保ができる調査環境で実施)。項目設定にあたっては、(1)学習指導要領の目標分析、(2)各教科「指導要録」の記載を参照し、個々の教科の教育内容に即して、教科としての授業観を見出し得る評価項目を設定した。現在データ処理中である。
5 課題
今年度は、研究計画書において提出した「隠れたカリキュラム」研究の視角から評価研究を標榜する研究枠組の構想までに至らなかった。具体的な質的手法の確定とともに大きな課題として残された。プレテストのデータ処理については計画通り、次年度本調査に向けて因子分析を行い、項目精査にあたりたい。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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