研究概要 |
「小学校における英語活動などを取り入れた国際理解教育」の実態予備調査を下記の要領で行った。 (1)調査の概要・調査時期2001年6〜7月・発送数24,000通・回収数527通<アンケート集計452通>(回収率2.2%)・回答者校長(32.5%)、教頭(25.0%)、研究担当者(8.4%)、その他(29.4%)/記入なし(4.7%) (2)予備調査結果 (1)国際理解教育の実施内容-英語活動・英会話のようなもの(215校)、地域の外国人を招いての活動(176校)、日本語で行う国際理解に役立つ知識の学習(84校) (2)国際理解教育の実施周期-年単位の活動(38%):イベント的な扱いのもの 週単位の活動(13%):英語活動のカリキュラム化で実施他。 (3)先生の実施体制-担任+ALT(外国語指導助手):57% (4)成果-英語・外国への親しみや関心(196校)、文化理解・コミュニケーションの積極性(78校)他。 (5)課題-学習効果に関わる予算と回数(65校)、外国人講師との問題(56枚)、カリキュラムの問題(45校)、教師・学校の問題(28校)他。 (3)次年度(平成14年度)に向けての課題 調査時期が夏前ということもあり、未実施が多かったようであるが、2002年度の、実施校数は増加すると予想される。2002年度の調査に期待したい。
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