研究概要 |
平成15年度は,前年までの研究成果を元に以下の応用・発展研究を行った。 1.老若男女だれでも取扱える、WEB自動抽出プログラムの自動合成システムの研究開発。 2.意味的対応と場所対応の双方を統一的に取扱えるHTML文書の時間差分検出システムの研究開発。 3.リンク元コンテキストを考慮するハイパーリンク最重要個所同定法の開発とプロキシサーバ技術を用いたブラウジング支援システムの開発。 4.大規模な時系列テキストデータからのイベント時系列パターンの発見 上記1と2は、前年度までに開発したHTML文書の意味・論理構造の自動認識技術を応用し成果した研究成果である。また支援システムとして対話型GUIシステムを開発している。WEBサイト上の時間差分情報を即座にユーザに知らせるためには、携帯情報端末当を用いる必要があるが、一般に携帯端末の画面は非常に小さく、操作性も悪い。第3番目の研究はそれらの問題を解決を目的としたものであり、HTML文書の大きな特徴であるハイパーリンクの構造解析の新しい側面を開くものである。最後のイベント時系列パターンのマイニングは、表面上は関係の見出し難いHTML文書の追跡をおこなうことを目的としたものである。
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