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2001 年度 実績報告書

ヒューマンインタフェースのための矛盾解消推論と視覚化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13680447
研究機関岡山大学

研究代表者

笹倉 万里子  岡山大学, 工学部, 助手 (30284087)

研究分担者 山崎 進  岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (10026354)
キーワード推論 / 視覚化 / オイラー図 / 矛盾解消 / 分散論理プログラム
研究概要

今年度は推論過程の視覚化論の基礎を確立し、プロトタイプシステムをインプリメントした。本研究で扱っている推論手続きは再帰構造をなしているので、その推論過程を視覚化するにあたり、再帰構造を直観的に表現できる包含関係を用いた。包含関係を用いた図の代表的なものはオイラー図(またはベン図)であるが、本研究で提案している視覚化方法ではオイラー図の考え方をベースにし、本研究で扱う推論手続きに合うように変更を加えたものである。オイラー図は木構造を表すことができるが、グラフ構造を表すことはできない。今年度は、まず、ある制約を加えた一般論理プログラムが木構造をなすことを示し、それを提案する視覚化方法で表示できることを示した。合わせてそこで矛盾解消を行える可能性を示した。さらに提案する視覚化方法を使って推論の過程を表現できること明らかにし、それに関する論文を準備中である。
また、推論の理論的な成果としては分散化された環境における説明推論系に関する研究を行った。論理プログラムが分散されて保持されている環境においても従来同様の推論手続きを構築しその健全性を証明した。次年度の課題はこの分散化された環境における説明推論系に対応した視覚化システムを構築することである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Susumu Yamasaki, Mariko Sasakura: "Towards Distributed Programming System with Visualizations Based on Nonmonotonic Reasoning"SSGRR 2000. (CDROM). (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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