研究概要 |
(1)モーダルシフトに関するデータの整理と道路ネットワークの作成 モーダルシフトに関するデータとして,平成12年度の物流センサス純流動3日間調査の詳細データ(約30万件)を入手し,分析可能なデータに変換した.また,ロジット分析用ソフトウエアとしてLIMDEPを入手し,モーダルシフトに対するロジット分析が可能な状態にした.さらに,全国自動車路線営業キロ程図などをもとに,日本全国の国道・高速道路ネットワークデータを作成し,各都市間の輸送距離を算出できるシステムを開発した. (2)自家用トラックー営業用トラック間のモーダルシフトの定性分析 物流センサス純流動と国道・高速道路ネットワークシステムから,輸送距離別データを作成した.これらを用いて,距離別,発地別,品目別,手段別のデータを作成し,自家用トラックー営業用モーダルシフトの可能性と問題点を明らかにした. (3)ロジット分析を用いた自家用トラック-営業用トラック間のモーダルシフトモデルの開発 自家用トラック-営業用トラック間のモーダルシフトモデルをロジットモデルとしてモデル化した.物流センサス純流動3日間調査の詳細データをもとに,ロジット分析のためのデータを作成した. (4)ロジット分析を用いたトラックーフェリー・RORO船間のモーダルシフトモデルの開発 トラックーフェリー・RORO船間のモーダルシフトモデルをロジットモデルとしてモデル化した.物流センサス詳細データをもとに,ロジット分析のためのデータを作成した.
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