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2001 年度 実績報告書

ホームヘルパーに対する現任研修の実証的な効果評価手法と有効な研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13710101
研究種目

奨励研究(A)

研究機関埼玉大学

研究代表者

川元 克秀  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (70291135)

キーワードホームヘルパー / 研修 / 評価 / 効果 / 測定尺度 / 実証研究
研究概要

提供されるサービスの質が,サービスを提供する人材の質の影響を受けることは,社会福祉領域の実践者の間で,経験的に広く知られている事柄である。しかし,現在の現任研修によりスキルアップされるはずのホームヘルパーの質が,研修効果としてどのように変容するのかについては,これまでほとんど検討されていない。特に,現任ヘルパーへの研修・教育の効果についての,縦断調査による計量データを基にした実証的な研究は,これまでのところまったく取り組まれてはいない。
そこで,本研究は,現在実際に活動しているホームヘルパーに対する現任研修に関し,1)研修効果の質的側面を評価する概念枠組みを新たに設定すること,2)その枠組みに含まれる概念の測定尺度を開発すること,3)効果評価結果を基にした有効な研修プログラムを開発することの3点について,実証的かつ縦断的に検討を行なうことを目的とした。
以上のような研究目的のもと,本年度は,分析を行なうためのデータの収集を主に行なった。具体的な分析データは,15の研修実施主体が実施する「ホームヘルパー養成研修」の参加者を対象とした調査を実施し,収集した。調査には,質問紙法自記式の集合配布・留置・郵送回収の方法を用いた。調査では,同一の調査対象者に対し,研修参加前後の2時点で測定を行ない,研修の開始時期に併せて,2001年9月から順次測定を開始した。
現在,第2次調査(研修参加後の測定用調査)の実施中であり,すべての研修実施終了後,回収されたのデータの分析を開始する予定である。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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