年度、初頭、及び、中頃に、2度、アメリカのSLAM及び、ライデン大学へ出張して、情報を収集すると同時に、中間報告的な発表を行った。とくにライデンでの発表は有意義であり、アムステルダム大学のドールマン教授とかなり深い議論ができ、今後の展開にある方向性を見るけることができた。 国内でも北海道大学電子科学研究所や東京大学数理科学研究科の保野先生が、主催される秋の学校、九州で行われた国際研究会で、本研究の研究成果の一部分を公開させていただいた。 計算機によるシミュレーションで、解の構造がかなり良く解ってきた。一部を水野督一君の修士論文の一部とさせていただいたが、別の一部分は、京都大学数理解析研究所で行われた国際研究会で、報告すると同時に、その講究録に掲載させていただいた。本年度は、CPUメモリーの値段が一時期下がっていたこともあり、効率的な計算機の購入を行えたと思う。
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