研究概要 |
1.telomeric repeat elongation(TRE)assayを開発した(投稿中). 2.TRE assayは従来のtelomeric repeat amplification protccol(TRAP)法と良好な相関関係を示した(R^2=0.826). 3.TRE assayはあらゆる生体材料で解析可能であり,従来のTRAP法に比較してPCR阻害物質の影響を受け偽陰性となる確率が激減した. 4.TRE assayは5min程の時間で解析可能であり,TRAP法に比較して簡単かつ迅速な解析が可能であった. 5.TRE assayによる培養細胞のテロメラーゼ活性は正常線維芽細胞の2-4倍であった. 6.TRE assayでは細胞あたりのテロメラーゼ活性の低い細胞でも,PCR阻害物質の混入を避けて解析可能であり,体細胞に対するテロメラーゼ活性の解析方法としても有効と考えられた. 7.次年度は,TRE assayの応用として各種テロメラーゼ阻害剤の阻害効果を検討したい.テロメラーゼ阻害剤としては,逆転写酵素阻害剤,hTRETのプロモーター制御因子,G-quartet結合物質を想定している. 8.telomeric repeatの結合蛋白質を生体内物質間相互作用解析装置を使い回収し,二次元電気泳動する.さらに質量分析計のfinger printing Patternによりテロメア結合蛋白質を網羅的に同定する.
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