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2002 年度 実績報告書

一回大量照射によるオリゴデンドログリアのアポトーシスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13770776
研究機関杏林大学

研究代表者

栗田 浩樹  杏林大学, 医学部, 助手 (70262003)

キーワードradiosurgery / oligodendroglia / radiation / apoptosis / aminosteroid / p53 gene
研究概要

本研究は、radiosurgery後のoligodendrogliaのアポトーシスと線量や照射体積との関係を定量的に解析し、その機序の一部を解明する事を目的とする。平成13年度は種々の線量でアポトーシスにより細胞死に至るoligodendrogliaの比率をTUNEL法により求め、照射後の単位面積当たりのGliaの各時点におけるglial cell lossを算出した。またTUNEL法を用いてapoptotic cellを染色し、各時点におけるapoptotic rate(apoptotic cell/total glial cell)を計算し、同時にTUNEL法とGFAP(astrocyteのマーカー)、CNP(oligodendrogliaのマーカー)の2重染色を行い、apoptotic cellがoligodendrogliaである事を証明した。平成14年度は引き続きこの減少が種々の神経保護剤で修飾しうるを検討した。
Aminosteroid, Corticosteroidを照射前にラットに経静脈的に投与し、glial cellのapoptosisがブロックされるか検討したが、これらの薬剤にこの超急性期の脱髄性放射線障害を抑制する効果は認められなかった。現在、p53免疫染色を行ってこの機序がp53によるものなのかを検証中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kurita H, et al.: "Radiation-induced apoptosis of oligodendrocytes in the adult rat brain"Neurological Research. 23. 869-874 (2001)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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