1)第一にマルチメディアテキストの各コンテンツを作成するにあたって、ネットワークにトラフィックを及ぼさないように、加えてインターネットを介して背信する際にストレスなく受信できるようなコンテンツ容量の検討を行った。その結果、ISDN64kにて10秒以内にコンテンツをクライアントPCに読み込み完了させる為には100kbyte程度に容量を押さえる必要があった。 2)コンテンツとしてWeb上で再生可能なもっとも軽量のアニメーションであるGifアニメを用いて「二等分法」の基礎的な画像の成り立ちについてのアニメーションを作成した。まずGifアニメのフレームスピードについて検討を行った。1/10s、1/30s、1/50s、1/80s、1/100sの5種類のフレームスピードについて検討を行った結果、1/50sがもっとも視覚的に理解しやすいフレームスピードであった。また、できるだけ色数を押さえたものでないと、Web端末のブラウザによっては見えにくくなる結果となった。 3)またインタラクティブ性を高める為、画像の任意の点をクリックすると他の画像に移動するというイメージマップをX線解剖の学習に取り入れた。その結果、X線解剖の学習に非常に有効なコンテンツとして利用することが可能であった。 4)来期は複雑なWebアニメーションを作成可能なFLASHやJAVAを用いたコンテンツを作成する計画である。
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