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2001 年度 実績報告書

磁気位相空間を応用した顎運動測定器の応用

研究課題

研究課題/領域番号 13771168
研究種目

奨励研究(A)

研究機関徳島大学

研究代表者

郡 元治  徳島大学, 歯学部, 助手 (50253216)

キーワード顎運動 / 6自由度 / 磁気位相空間
研究概要

1.研究の背景:6自由度顎運動データから顎機能についての多くの情報が得られることが明らかとなり,6自由度顎運動測定の重要性が認識されつつある.それにともなって歯科,特に補綴領域では顆頭運動の測定も可能な高精度で,しかも容易に測定が可能な6自由度顎運動測定器の開発が望まれている.
2.研究目的:試作測定器は,磁気位相空間の測定原理を応用しており測定法としては確立されている.しかし,磁気位相空間を形成するための電子回路,および運動を検出するためのセンサ部の電子回路の設計方法によって測定精度は大きく影響される.また,電子回路部品についても日進月歩で高精度の製品が開発されている.本研究では,この試作測定器を高精度化するためのアナログ部分の電子回路,および測定データをディジタル化するディジタル回路の最適設計および,本測定器の臨床応用を目的としている.
3.研究結果:電子回路部分については,既存のシステムを利用することで正確なコイルドライブ波形を形成できることがわかり,またコイルドライブ回路とセンサ回路については既製品のオーディオ用パワーアンプと微少信号用作動アンプを応用することにより高精度の計測システムを構成できることがわかった.また,一次コイルとセンサコイルについてはその形態により性能が大きく異なってくるのでさらなる検討課題と考える.

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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