IMZインプラント埋入3ヶ月後、塩酸ケタミン注射液(筋注用)を筋注、ネンブタールで静脈内麻酔あわせて硫酸アトロピン注射液0.5mgを筋注したのち通法によりインプラント2次手術及びブリッジ製作のための印象採得を行った。同時にエックス線ジグを用いて3ヶ月後のインプラント体を一定方向、位置よりエックス線撮影した。作業模型より通常どおり、金銀パラジウム合金を用いてスクリュー固定式ブリッジを一頭につき左右1装置づつ計12個製作。ブリッジをIMCインサート上に100μmのワッシャーを中央のインプラントを除く、両側のインプラント体に介在させブリッジをIMZインプラント専用のトルクラチェットを用いて20N/cmのトルクにてエポキシの接着剤を併用してスクリュー。再度ジグを用いてブリッジ装着時のインプラント体を一定方向、位置よりエックス線撮影した。ブリッジ装着から3ヶ月後と、6ヶ月、このジグを用いてブリッジ装着時のインプラント体を一定方向、位置よりX線撮影、塩酸ケタミン注射液(筋注用)を筋注、ネンブタールで静脈内麻酔を行い、あわせてヘパリンナトリウムを静注し、心臓内に直接致死量の生理食塩水を注入屠殺後、ホルマリンによる還流固定法にて固定した後、下顎骨を切断、摘出。今後はインプラント体を含んだ組織切片を作製し、組織学的に検討する予定である。
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