1.抗上皮抗体ラベル磁気ビーズによる末梢血中癌細胞検出限界の検討 血中癌細胞は健常人末梢血5ccにつき50個捕捉することができた。また、フルオロイメージャーで解析した結果、ck19mRNA発現量と癌細胞の個数とに相関関係が認められた。 2.ヌードマウスを用いた転移舌癌モデルにおける検討 転移舌癌モデルのヌードマウスから血液を採取して、dynabeads anti-epithelial cell kit(verita社)を用いて血中の扁平上皮癌細胞を捕捉した。捕捉した細胞からpoly(A)RNAを抽出し、逆転写した後にPCR法にてFas、FasLのmRNAの発現を検索したところ、Fas発現量は低下したがFasLの発現量は変化しなかった。
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