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2001 年度 実績報告書

デバッギングを指向した型推論に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13780210
研究種目

奨励研究(A)

研究機関東京工業大学

研究代表者

西崎 真也  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (90263615)

キーワード型推論 / デバッギング / 関数型言語
研究概要

平成13年度においては、次のような事項にっいて研究を推進した。
《関数型言語処理系におけるデバッグ作業の調査研究》
関数型言語処理系において発生するデバッグ作業の調査・分類をおこ有い、型推論機構において、どのような改善が必要となるのかを分析した。
《型推論アルゴリズムのエラー時の挙動の分析》
プログラミング言語MLにおける型推論アルゴリズムW(下降型)やM(上昇型)について、それらのエラー発生時における挙動について理論的分析をおこなった。それと同時に、Haskell、OCaml、Standard ML of New Jersey、Moscow MLなど、関数型言語処理系において実装されている型推論においても、その挙動を分析し、プログラミングにおけるデバッグ作業との適合性について検討を行った。
《デバッグ作業を支援するための型推論の開発》
上述の調査・分析によって得られた知見を基にして、デバッグ作業を支援するための型推論アルゴリズムを開発した。そして、そのための型システムについての改良についても、必要に応じて検討をおこなった。最初に、単純型システムに対する型推論アルゴリズムの開発に取り組み、次に、多相型システムに対するものの開発に取り組んだ。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松下祐介, 植田友幸, 西崎真也: "対称的型推論アルゴリズム"日本ソフトウェア科会合 第18回大会論文集.

  • [文献書誌] 須藤正人, 西崎真也: "名前呼びPCF計算の意味論"情報処理学会論文誌:プログラミング. 14. (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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