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2001 年度 実績報告書

超高速ネットワークを用いた遠隔共同研究支援環境の構築及びその効率利用

研究課題

研究課題/領域番号 13780327
研究種目

奨励研究(A)

研究機関京都大学

研究代表者

江原 康生  京都大学, 大型計算機センター, 助手 (40324686)

キーワードコンピュータネットワーク / リアルタイム通信 / 通信品質
研究概要

本研究では、通信・放送機構により提供されている研究開発用ギガビットネットワーク(JGN)を利用して、各研究機関に設置されている複数の大規模サーバを用いたマルチメディア分散処理を可能とする通信方式の確立に向けて実験的に検証を行う。更に超高速ネットワークを介した遠隔共同研究支援環境における各ネットワークレベル接続の流量やエンドユーザにおける伝送遅延や損失等の通信品質に関する評価実験を行って問題点を明確化し、その効率利用を行うための新しい技術の確立を目指す。平成13年度では、以下の研究計画に従って研究を進め、所望の成果が得られている。
1.各サイトにおける端末の構内LAN環境への接続及び調整
本実験に使用する遠隔研究支援システム端末を各サイトにおいて設置し、各種サーバ等が接続されている構内LAN(ATM回線)への接続、及び機器間において調整を行った。
2.各サイトとJGNとの接続及び設定
JGN(研究開発ギガビットネットワーク)にネットワーク利用申請を行った後に、学内に設置されているJGNのアクセスポイントにシステム端末を構内LANを経由して接続し、実際に通信できるように機器の調整設定を行い通信環境を確立した。次に両端の端末間でJGN経由の通信を設定し、構内LANにおいて基本的な通信品質等の確認等を各研究機関との協力を得て実施し、実験環境を構築した。
3.遠隔研究支援システムを用いた通信品質に関する基礎実験
JGNを経由した接続された各サイトにおける端末より、マルチメディア情報のアクセスとスーパーコンピュータの分散可視化処理の基本動作を確認し、また各レベルのネットワーク接続の流量や品質評価に関する実験を継続的に行った.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 京都大学(江原 康生): "遠隔地間における次世代仮想研究室を実現する研究"ギガビットネットワーク・シンポジウム2001. 232-233 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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