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2001 年度 実績報告書

デジタル教育サービスと電子図書館の融合に関する研究-情報探索過程を基盤にした教育システムの試作-

研究課題

研究課題/領域番号 13780343
研究種目

奨励研究(A)

研究機関関西大学

研究代表者

渡邊 智山  関西大学, 文学部, 専任講師 (30309207)

キーワード電子図書館 / e-learning / 情報探索過程
研究概要

電子図書館のコンテンツを充実させていたくためには様々な情報源を評価し,その特徴等を分類・データベース化しておくことが重要である。今年度の研究においては2002年2月現在で開発・市販されている各種教育ソフト,教育サービス,教育コンテンツ(教育番組を含む)等,教育に関するコンテンツを調査している。手順は以下のとおりである。
1,調査対象を設定する(範囲・具体的企業・機関の選定)。
2.既存データベース(東京商工リサーチ(TSR)が作成)を利用して調査対象となった企業・機関を検索および印刷する。
3.印刷された内容を手がかりに住所録を作成する。
4.作成した住所録を基礎にe-mailを利用して調査する。
5.調査した内容を別途データベースに構築する。
調査対象は映画・ビデオ製作/配給業,放送業,ソフトウェア業,情報処理・提供サービス業,個人教習所・学習塾,専門学校・各種学校,社会教育関連施設で,年商4億円以上の企業・機関としている。
また,電子図書館を教育サービスシステムとしてよりよく利用してもらうためには,利用者(ユーザー)が使いやすいインターフェースが必要である。本研究ではこれまで図書館利用教育が担ってきた事柄の中で,特に,レファレンス・ブックを利用した情報探索教育の手法を重要な手がかりとして捉え,情報の探索過程を踏まえたインターフェースを考案した。現在,そのプログラムを作成中である。
世界に分散する記録資料(インターネット情報源も含む)を合理的に検索できるような理想的な電子図書館システムにとって,多種多様なコンテンツの充実と検索インターフェースの開発は必要不可欠な研究課題である。

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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