芸術・文化政策立案のための統計指標の開発と体系化に関する研究

2001 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 13800007
• 研究機関: 日本女子体育大学
• 研究代表者: 若松 美黄 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (60114154)
• 研究分担者: 寺崎 康博 東京理科大学, 経営学部, 教授 (90136622) ; 松田 芳郎 東京国際大学, 経済学部, 教授 (30002976) ; 根木 昭 長岡技術科学大学, 工学部計画・経営系, 教授 (90242461) ; 有馬 昌宏 神戸商科大学, 商経学部, 教授 (00151184) ; 周防 節雄 神戸商科大学, 商経学部, 教授 (90162841)
• キーワード: 文化芸術統計 / 生活時間・生活行動調査 / 統計体系のモデル化 / 芸術家調査 / 芸術団体調査 / 学生芸術受容調査

研究概要

1.文化芸術関連の政府統計の編成は、日本は欧米諸外国と比較して著しく遅れているだけでなく、既存の調査を文化芸術統計として再編集する視点が欠けていた。これまでの既存の日本の政府統計を再検討する作業を行なっている。さらに実態調査として、これまでの調査地点のカナダ統計総局に加えて、今年度は同じ英連邦諸国であるオーストラリアの現地調査を行なった。収集した調査票及び調査方法の資料及び統計報告書は目下解析中である。
2.日本の統計調査中一番関連の深い生活時間・生活行動調査である社会生活基本調査の個票利用の目的外利用申請を実施中である。
3.これらの調査に基づいて、経済学的・社会学的在分析に活用しうるべき統計体系のモデル化の検討を行なっている。
4.過去3回5年間隔で実施した芸術家調査・芸術団体調査・学生芸術受容調査の15年間の調査結果の時系列整備の作業を行なっている。さらに本年度内発送予定の第4回芸術家調査の調査票の設計・整理と発送名簿の作成作業を行なっている。明年度実施予定の学生芸術受容調査・芸術団体調査の調査票の改訂作集を行っている。