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2003 年度 実績報告書

芸術・文化政策立案のための統計指標の開発と体系化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13800007
研究機関神戸商科大学

研究代表者

周防 節雄  神戸商科大学, 商経学部, 教授 (90162841)

研究分担者 有馬 昌宏  神戸商科大学, 商経学部, 教授 (00151184)
松田 芳郎  東京国際大学, 経済学部, 教授 (30002976)
若松 美黄  日本女子体育大学, 研究科, 教授 (60114154)
西郷 浩  早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (00205626)
勝浦 正樹  名城大学, 経済学部, 教授 (70224467)
キーワード文化芸術統計 / 生活時間・生活行動調査 / 文化芸術統計体系のモデル化 / 芸術家調査 / 芸術団体・ホール調査 / パネルデータ / 学生芸術活動需要調査 / 芸術NPO実態調査
研究概要

1.本プロジェクトでは、3年に亘り、芸術・文化現象を明らかにする広範な研究を行った。公演芸術の関連する既存統計の検討と再利用・再構成の新たな研究と、芸術の需要と供給の両面にわたっての研究・検討・再調査が柱である。芸術的価値基準を必要とする文化政策の効果、その評価方法をめぐり既存官庁統計を活用した分析をする一方で、芸術家キャリア形成・収入・支出・芸術活動調査、学生芸術活動需要調査、芸術団体・ホール調査を幅広く行いながら、研究会を重ねてメンバー間で意見交換を図り多角的に問題の検討や、集計データの解析を行ってきた。
2.文化芸術関連の政府統計の編成は、日本は欧米諸外国と比較して著しく遅れているだけでなく、既存の調査を文化芸術統計として再編集する視点が欠けていたために、これまでの既存の日本の政府統計を再検討する作業を引き続き行なった。さらに実態調査として、初年度に行ったオーストラリアの現地調査で収集した調査票及び調査方法の資料及び統計報告書を解析した。
3.官庁統計の社会生活基本調査の調査結果から、日本人の生活時間・生活行動を分析した。家計調査の調査結果から、文化芸術関連の支出を分析した。サービス業基本調査から、芸術教育の現状を概観した。
4.本研究プロジェクトを含め、これまで15年間に5年毎に4回実施されてきた芸術家調査、芸術団体・ホール調査、学生芸術活動需要調査の調査データの時系列整備の作業を行なった後、時系列分析を行った。
5.新たな実態調査として、芸術系NPOの実態を把握するために、「芸術系NPOの実態調査」のフレームを確定した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 勝浦正樹: "スポーツの年齢パターン"統計. 54巻4号. 37-43 (2003)

  • [文献書誌] 松田芳郎: "文化の蓄積の制度化と統計調査体系"統計. 55巻2号. 2-7 (2004)

  • [文献書誌] 勝浦正樹: "文化芸術統計の体系化の試み"統計. 55巻2号. 8-15 (2004)

  • [文献書誌] 坂部裕美子, 福井恵子: "伝統芸能の現在"統計. 55巻2号. 16-24 (2004)

  • [文献書誌] 永山貞則: "SPからDVDへの100年"統計. 55巻2号. 34-37 (2004)

  • [文献書誌] 勝浦正樹: "国民の芸術鑑賞・実演活動に関する統計分析"文化経済学会<日本>年次大会予稿集:2003. 2003. 112-115 (2003)

  • [文献書誌] 勝浦正樹: "社会生活基本調査における生活行動間の関係"2003年度統計関連学会連合大会講演報告集. 2003年度. 251-252 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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